ヘルメット
揃えたい
ヘルメットをかぶる目的は、頭を守ることです。
ゲレンデでは凍った雪面に頭をぶつけたり、他のスキーヤーと衝突する危険性、またバックカントリーでは立木に衝突する可能性があります。
初心者や子供はもちろんのこと、転ばずに滑れる中級者や上級者でも、ヘルメットの着用をおすすめしています。
最近では一般的なモデルに加えより安全性の高いMIPS搭載のヘルメットやゴーグルと一体型のバイザー付きヘルメットなどもございます。
アルペン競技などをする際は、特殊なルールで決められたヘルメットをかぶる必要性がありますので、注意して選んでください。
ヘルメットの種類
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一般用ヘルメット
スキー場で最も被っている人が多いのが、この一般向けのモデルとなります。
特徴としては、耳の部分が柔らかく軽いものが多いです。
初心者であっても、安全性とデザイン性からヘルメットの着用をおすすめしています。。価格については10,000円~50,000円くらいの価格帯で安全性能や、ベンチレーションの性能によって価格が異なります。
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ジュニア用ヘルメット
大人よりも危険回避をすることが難しい子供にとって、ヘルメットは必要不可欠なアイテム。
子供の安全のためにもしっかりとフィットしたヘルメットを選んであげましょう。
価格帯についても大人とは違い5,000円~30,000円となり価格が高いものになれば大人と同じような機能がついたヘルメットになります。
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バイザー付きヘルメット
バイザー付きのヘルメットは、ゴーグルとヘルメットが一体になっているため、これ1つでスキーを楽しむことができるのでとても便利です。
眼鏡を付けて滑る方にとっては、曇りにくく人気の商品です。一昔前までは、種類も少なく、雪が降っている際は雪や風を多く巻き込んできていましたが、最近のものは改良され、巻き込んでくる雪などの量も格段に減りました、ですが全く入ってこないというわけではないため、それに関してはお好みで選んでいたたいてよろしいかと思います。
価格は30,000円代~80,000円まで幅広くのモデルが発売されています。高価なものはデザイン性も高いのですが30,000円台のものでも十分な機能があります。
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ジュニア用バイザー付きヘルメット
大人の物と同様に眼鏡をかけて滑るお子さんには特に便利なヘルメットです。
ジュニア用のゴーグルで眼鏡をかけて使えるものは非常に少ないです。そんな時にはこのバイザー付きヘルメットの出番です。
ヘルメットのデザインさえ決めてしまえばあとはサイズがフィットするものを選ぶだけでゴーグルを選ぶ手間は省けます。
価格は10,000円台~30,000円台まであります。
高いものほど安全性が高かったり、風や雪の巻き込みも少ない仕様となっていることが多いです。
ヘルメットケース
いずれ揃えたい
ヘルメットを購入した際に、モデルによっては巾着袋のようなケースが付いている場合もありますが、付いていないこともあります。
ヘルメット保管する際や、ちょっとした移動の際にケースがあると非常に便利です。ケースに余裕がある場合は、一緒にゴーグルや手袋などの小物を一緒に入れることもできます。
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GS&SL用ヘルメット
コンマ1秒を争うシビアなレースシーンでは、ヘルメットで頭部を守ることは絶対条件です。
レースで使われるバーンはコンクリートのように固く引き締まったカチカチのバーンです。
レース用のヘルメットは耳元まですっぽり被り頭全体をしっかり保護しなければいけません。
そして、大会によってはFIS【国際スキー連盟】が認めた強度のヘルメットを使わないといけない大会もあります。
スキーショップなどでヘルメットを購入する際はFISのステッカーがあるか必ずチェックして購入しましょう。
価格についてはFISマークのあるモデルで30,000円~50,000円の物が主流です。
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チンガード
SL競技の際チンガードがなければ、跳ね返ってきたポールで鼻や口、あごなどを強打することがあります。
打ち所が悪いと歯が折れたり鼻を骨折したりすることも珍しくありません。
そこまでのダメージがなくても、遅れて入ってしまい跳ね返ったポールがゴーグルを直撃し、ゴーグルを破損する恐れもあります。
>チンガードがあることによって跳ね返ったポールの直撃を避けられることによってメンタル的にもとても余裕が出るので、SL競技の際はチンガードを付けましょう。
チンガードはすべてのヘルメットに装着できるわけではなく、そのモデルのヘルメットに専用に作られたチンガードが存在しますので、必ず専用の物を装着しましょう。
価格については8,000円~13,000円ぐらいが主流です。
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メンズニット帽
雪山で被るメンズニット帽はファッションで選ぶニット帽とは違い、素材選びが重要なポイントです。雪に濡れても乾きやすく、防寒性にも優れているものがよいです。
その点でいうと、耐久性も高く、吸水吸湿性が少ないアクリル素材のニットはぴったりといえます。
ですが、吸水吸湿性が少ない分、汗を吸いにくいという点は否めません。汗が気になる方は、吸水吸湿性に優れたウールの商品を検討するとよいでしょう。
汗を吸っても肌触りがよいウールとアクリルの混合の商品もあるので、そちらも要チェックです。価格は1,000円~5,000ぐらいまでの物が主流です。
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レディースニット帽
レディースモデルのニット帽についてはメンズニット帽と同じように素材などを重視することと、プラスでファッション性の高いものを選ぶのがポイントです。
例えば見た目がリブ編みで伸縮性があり、フィットしやすいものですと、フィットしやすく転倒時も脱落しにくくなっています。その他はでは、ポンポン付で見た目にもかわいい物もありますので、ご自身の好みに合ったものを選びましょう。
価格についてはメンズニット帽と同じく1,000円~5,000円ぐらいまでの物が主流です。
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ジュニアニット帽
デザインがかわいらしくしっかり頭を寒さから守れる物が多く、寒さを感じやすいゲレンデでスキーをしていてもしっかり頭を暖かい状態にしてくれます。
選び方は、デザインなどで決めてもいいですし、子供向けのニット帽に関してはスキーの環境だけでなく、日常でも使えるようなデザインを選ぶのもおすすめです。
価格については500円~3,000円ぐらいのものが主流です。
キャップ
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ニット帽以外の帽子としてベースボールキャップは、新しい定番のアイテムになりつつあります。
一見スキーには不向きと思われがちなベースボールキャップですが、裏ボアがついているものであれば、防寒性もありますし、柔軟性のあるつばの物はスキー中に受ける風圧も逃がしてくれるのでとても便利なアイテムです。特に風圧対策に重点を置くなら、ワークキャップもおすすめです。ベースボールキャップと似たタイプのワークキャップの最近はスキー場でよく見かけます。
こちらも裏ボア付きのモデルの商品もあり、さらに耳当て付きのタイプなら防寒性も期待できます。ベースボールキャップよりもツバが短めで、こちらも風圧に対処しやすいモデルといえます。
価格についてはどちらも3,000円~5,000円の物が主流です。
ヘルメット
インナー
いずれ揃えたい
ヘルメットと頭の間には髪の毛があり髪の毛が動いてしまうため、ヘルメットインナーを被ることによってその動きを制御することができて、よりぴったりに被ることができます。
また、間に1枚なにかあるだけでフィット感も柔らくなりストレスなくヘルメットをかぶることができます。ヘルメットインナーはその他にも、休刊速乾、清涼効果などもありヘルメットが汗で直接汚れることも防げるのでヘルメットにもいい効果があります。
ヘルメットインナーの代わりにバラクラバやネックチューブなどを付けることでも同じ効果を得ることができます。
価格については2,000円~5,000円の物が主流です。