NORDICA<ノルディカ>2024-2025年NEWモデルおすすめのスキー板&ブーツを紹介!

NORDICA(ノルディカ)はTECNICAグループのブランドで、本社は、イタリアのジャーヴェラ・デル・モンテッロにあり、ブーツの工場は、ヨーロッパ中から知識と能力を集めている世界的に有名なハンガリーの地区ナジカーッロー(NAGYKÁLLÓ)にあり、ここで全てのブーツを製造しています。

今回は2024-2025シーズンのおすすめスキー&ブーツをご紹介します!

Dobermann SLR DC

Dobermann SLR DC

RaceプレートとFDTプレートの2種類が用意されています。
板自体は同じですが、ビンディングとプレートが異なるスキーとなっています。
小回り用のモデルで、165cmのモデルでラディウスが13mとなっています。

一見同じように見えるのですが、Raceプレートはビスで固定されており、グリップ力が高くなっています。
一方FDTプレートはスライド式になっており、しなやかさが出るようになっています。
同じ板ですが、グリップ力が高いタイプか汎用性が高いタイプかで分かれてきます。

スキー板と他社にない特徴として、板にダブルコアテクノロジーを採用。
通常はウッドコアの上下にメタルを挟むのですが、その間にパルスコアというラバー系の振動吸収素材を挟んでいます。
これによって板の振動を吸収し、挙動を大人しくすることができます。
基本的には小回りのスキーですが、コブや中回り・大回りにも使えます。

Dobermann Multigara DC FDT

Dobermann Multigara DC FDT

ビンディングにXcell 14 FDTを搭載。
170cmでラディウス15m、165cmで14.8mと、中回りで使える形になっています。
大回り・小回り・コブ、すべてのゲレンデで使ううターンシーンを一台で回りたい方におすすめです。

こちらもNORDICAの特徴であるダブルコアテクノロジーを搭載。
パルスコアのラバーによって、約30%の衝撃が吸収され、ターン前半のバタつきや、中盤のマキシマム時に安定した動きを実現します。
滑っている時に足元を見ていただくと、板自体がばたついていないことがわかります。

比較的スムーズに大回り・小回りを楽しみたい方におすすめです。
ブラック・グレーの2色が用意されており、好みのカラーを選ぶことができます。

Belle SL DC FDT

Belle SL DC FDT

レディースモデルではありますが、黒を基調としたメタリックなデザインで、男性からも好評いただいており、ユニセックスとして販売されています。
メインは165cmで設定されていますので、男性も使用できるサイズとなっています。

ベースはDobermann SLRと同じサイドカットを持っています。
レディースモデルということもあり、トップとテールそれぞれ20cmくらいまではメタルが入っていません。
このため、トップとテールが非常にしなやかになっています。

NORDICAはイタリアのブランドなのですが、日本人は欧州の方と比べると小柄な方が多く、スキー人口も50代・60代の方も多いため、体重や脚力が少し弱い傾向があります。
そう言った力が弱い方や体重が軽い方にも、メタルの入っていないトップとテールは非常にコントロールしやすくなっています。

基本的にSLのサイドカットを持ったスキーですので、小回りやコブが得意な板となっています。
ビンディングには「TP2 Light 11 FDT」という軽量なビンディングを搭載。
非常にスムーズな挙動を持った、シックでかっこいいデザインのスキー板となっています。

一台で楽しめるスキーとなっていますので、性別を問わず幅広いユーザーにおすすめです。

Spitfire CA FDT

Spitfire CA FDT

2024-2025シーズンに上代が変更、昨シーズンまでは12万円での販売となっていました。 スキー業界でもさまざまなものが値上げしている中、今季はなんと3万円も値下げしたコスパ最強のモデルとなっています。

中級者向けのモデルで、メーカー価格は税込9万9000円。10万円を切ったモデルとなっています。 「手に取りやすい価格で、中級者の方にもっとスキーに行ってもらいたい」というメーカーの思いからの価格変更となっています。 値下げはされましたが、板自体は従来の価格に見合った高いポテンシャルとなっています。

特徴としては名前の「CA」が表す通り、カーボン系の素材を使用して、非常に軽く仕上げられています。
上位機種になると、スピードに対する安定感が必要なため、ある程度の重さがあるのですが、このモデルは中級者向けのモデルのため、中速程度のスピードで滑りたい方におすすめです。 168cmでラディウス15m、162cmで14.5mとなっており、検定でも使用できます。 比較的中回りが得意なスキーで、中回り・小回り、コブでも使用できます。 検定を受けたい方、1級でも使用できますが、特に2級などが得意なタイプとなっています。

手に取りやすい価格で、何度もスキー場で練習していただいて、次の上位モデルへステップアップするための板として最適な一台となっています。

Steadfast 80

Steadfast 80

ダブルコアを使っているDC FDTとCA FDTの2機種があります。

どちらも基本的にはオールシチュエーションで使えるモデルです。
山頂〜山麓、日向や日陰など、スケールの大きなスキー場で一台でいろんなバーンで楽しみたい方におすすめです。

商品名は80となっていますが、実際に日本でよく使用される162cmや168cmのモデルに関してはセンター幅78mmで作られています。
少しワイドボディで浮力があります。
この78mmというセンター幅にポイントがあり、80mmでは太くて板の挙動のブレを感じやすくなってしまうのですが、78mmで足元のグリップもしっかりと感じられます。
また、どちらもスキーもビンディングの厚みを少し増してあり、トップやテールに向かって薄くなるように作られています。
これによって板が非常にしなりやすくなり、足元のグリップはしっかりしつつ、ターン前半導入やターン後半の抜けではしなやかさを感じられます。
スピードが出るターンの後半に繋げる部分では足元の厚みを使って、グリップ力が出せるようになっています。

Steadfast 80 DC FDT

Steadfast 80 DC FDT

ダブルコアタイプのモデルです。
サイドウォールを見ていただくと、赤と黒の2層になっているのですが、この間に振動を吸収するパルスコアが入っています。
スピードを出した時の安定感を求める方におすすめです。

Steadfast 80 CA FDT

Steadfast 80 CA FDT

名前の通りカーボンを使用しており、軽さがメリットのスキー板です。
ただし、スピードに対する耐久性はDC FDTと比べると弱くなってしまいます。
軽さを求める方におすすめです。

Dobermann 5 RD

Dobermann 5 RD

2023-2024シーズンに登場したシリーズ。 複数あるモデルの中から、ES/S/Mの3タイプを紹介します。

デモスキーヤー、ブーツを出していない、OGASAKAやELANなどのスキーブランドのユーザーからも好評のスキーブーツです。 もちろんNORDICAや同系列のBRIZZERDのスキーとも組み合わせられ、ブーツ単体でも非常に人気のモデルとなっています。

内側の剛性力があり、ターンで足を傾けた時にしっかりとした噛むような作りになっております。 バックルにはワイヤーを使っており、非常にハードなブーツになっています。 RDはラスト幅は細めの93mmで、足入れの際にある程度の加工を前提としている商品となっています。 購入の際、当たりが出る部分はあると思いますが、削ったり広げたりし、自分のブーツにカスタマイズできる楽しみもある商品です。

ヒールリンク

インナーにはヒールリンクというテクノロジーを搭載し、足首をよりホールドできるようになっています。
より足に密着し、足に合ったサイズに収めることができます。
また、ブーツサイズに関わらずソール全長を5mm短縮しています。
これにより、シェルの安定性が向上するだけでなく、スキーの安定性が向上しています。

シェルに関しては、TECNICAのファイアーバードワールドカップというモデルと大体同じ作りになっています。
TECNICAの方はインナーにヒールリンクを使用していないモデルとなりますので、インナーの好みに合わせてTECNICAとNORDICAどちらのブーツを選択していただけます。

硬さはES/S/Mがよく選ばれている硬さとなります。
ESはレーサーの方が使用するような1番硬いタイプで、基礎スキーヤーの方はSかMで迷っているユーザーが多いかと思います。
基本的に、基礎スキーヤーの方に関してはMという少し柔らかめのタイプをお勧めしています。
プラスチック自体は、一つ前の第4世代のDobermanシリーズと比べて柔らかいのですが、シェルが肉厚に作られています。
前後の動きは比較的柔らかですが、左右への動きはグリップ力が非常に高くなり、どうしても「コブなどで引っかかりすぎてしまう」という声もあります。
このため、少しやわらかいタイプのフレックスをお勧めしています。

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