【後編】スキーのワックスの剥がし方、ちゃんと分かってますか?

スキー板のワックスを剥がすには一体どうすれば良いか分からないと悩んでいませんか?

今回はワックスの剥がし方のコツについて解説します。

気になる方は一度参考にしてください!

ワックスが全然剥がれない場合の対処法

ワックスが全然剝がれない場合、スクレーパーの持ち方をチェックしましょう。

通常は押す方向の滑走面に対して45°程傾けて使用します。

人によっては手前に倒していませんか?

滑走面に当たる角が鋭角になり、滑走面を傷つけてしまうかもしれません。

また、スクレーパーが丸くなっていると、ワックスが剝がれにくいです。

力をかけ過ぎて滑走面が傷む原因にもなるので注意したいところ。

しっかり研いだスクレーパーで軽い力で研ぐのがコツです。

スクレーパーが丸い時はスクレーパーシャープナーを使用します。

スクレーパーシャープナーにスクレーパーを沿わせて角を立てていきます。

スクレーパーを引くように削るのがポイント。

ブラッシングで粉が止まらない時の対処法

まずはワックスをしっかり剥がす必要があります。

その後、スキー板のトップからテールにかけてナイロンブラシでブラッシングします。

ブラシの毛の硬さは硬い物から柔らかい物、太い毛の物から細い毛の物の順で使用するのがポイント。

最初に硬めのブラシで削ると、ワックスがある程度取れます。

細かいワックスの屑は馬毛ブラシで掻き出すのがコツです。

滑走面にストラクチャーがあり、その中に溜まったワックスの屑を掻き出すイメージでブラッシングを行っていきます。

最後は静電気を除去するフィニッシングパッドで拭き上げたら、綺麗に仕上がります。

ちなみに、金ブラシは硬すぎるため、ワックスを削り過ぎてしまうかもしれません。

手順と用途に合ったブラシを使用することが大切です。

また、ワックスの付いたブラシからワックスの粉が出てくる場合もあります。

普段からブラシを綺麗にしておきましょう。

ブラシに付いたワックスを落とすアイテムとして、リムーバーが挙げられます。

ブラシにリムーバーを吹きかけ、ワクシングペーパーでブラシを拭いていきます。

ティッシュやキッチンペーパーはブラシに紙が残るため、避けておきたいところ。

スキー板のワックスが剥がれない原因はいろいろあります。

無理にワックスを剥がすと、逆にスキー板を傷つけてしまうかもしれません。

剥がし方のポイントを押さえ、スキー板を傷つけないようにしましょう。

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