【力がなくてもOK】インナーが抜けない!? スキーインナーブーツの正しい抜き方&入れ方のコツ!特殊なインナーの脱着方法もご紹介!
https://youtu.be/pki3g0e9ZTw
スキーブーツのインナー、正しく出し入れできてますか?
「抜けない!」「戻らない!」「乾かない…」そんなお悩み、正しい方法で解決できます!
今回はスキーショップスタッフが質問の多かったインナーの抜き方・入れ方のコツを丁寧に解説します。
ダルベロやヘッドなど特殊ブーツの構造にも対応した内容で、初心者から中上級者まで必見です!
正しい取り扱いで、ブーツを長持ち&快適にしましょう。
目次(該当のシーンへ遷移します!)
インナーの抜き方
まずはブーツのバックル・ベルトを全て外した状態にしておきます。
インナーは上に引っ張る方が多いのですが、この方法ではなかなかインナーを抜くことはできません。

- 手順1.
- ブーツの踵側が自分の方を向くように置く。
- 手順2.
- シェルの背面部分とインナーの背面部分をそれぞれ握る。
- 手順3.
- インナーを前に押し出しながら、シェルは後ろに軽く引く。
これだけで簡単に取り出せます。
インナーの入れ方
インナーに腕を突っ込んだ状態でブーツに差し込もうとする方をよく見かけますが、この方法では入れるのが難しいです。
- 手順1.
- 先ほどとは逆に、つま先側が自分の方を向くようにブーツを置く。
- 手順2.
- 片方の手でインナーの踵部分をしっかりと握り、つま先側をブーツに入れる。
- 手順3.
- 真上から体重をかけるように真っ直ぐに力をかける。
- 手順4.
- くるぶしくらいまでインナーが入ったら、インナーの背面を押して下に落とす。
- 手順5.
- インナーにシワが残っている可能性があるため、何度かインナーを上下させてシワを伸ばす。
このまま保管する場合はバックルを締め、保管しましょう。
注意点
シェルの内側は鋭くなっています。
あまり奥まで手を突っ込むとシェルの端の部分で手に怪我をしてしまう恐れがあります。
インナーを入れる際はあまり奥まで手を入れないよう注意しましょう。
特殊なインナーの抜き方が必要なブーツ
DALBELLO VEKICE 70W/80
インナーにロックがかかっているため、まずロックの解除が必要です。
このロックはインナーを上に引っ張り上げることで解除できます。

ロックを外れたら先ほどと同じように前に押し出すとインナーを取り外すことができます。
戻す時はインナーのフックをブーツの穴にはめるように下げてください。
HEAD CUBEシリーズ
リアエントリーとフロントバックルの特徴を兼ね備えたモデル。
ウォークモードを搭載しており、フロントシェルとリアシェルが分かれており、背面のインナーと前のインナーが別々になった作りになっています。
背面のインナーは前のインナーに一部被さるような形で入っているため、インナーを取り外す際はまず背面のインナーを下から捲り上げる必要があります。

その状態で前のインナーを斜め前に押し出すようにするとインナーを取り外すことができます。

しまう時はそのまま前のインナーを入れてしまうと、後ろのインナーが下に回り込んでしまうため、背面のインナーが上に来るように戻すようにしましょう。
インナーの出し入れはめんどくさいですが、入れっぱなしにしてしまうと空気が入らずインナーが乾きにくくなります。
また、ブーツの中にむずが入ってしまっていると、菌が繁殖し、ニオイの元となってしまいます。
使用後はできるだけインナーはシェルから取り外してしっかり乾かしてから収納するようにしましょう。
あまり力がない方でインナーの出し入れに困っている方はぜひ動画を参考にしてみてください!