公開日:2025年7月18日 更新日:2025年7月16日
【深さが命!?】選手がやっている深いショートターンで差をつける!デモスキーヤー・弥永奈々選手の秘訣教えます!
これがナショナルデモの技!現役選手深いショートターンの秘訣を教えてもらいます! 前半ずらしの後半カービング!わかっていても難しい!今回のレッスン講師は弥永奈々選手に教えていただきます!
目次(該当のシーンへ遷移します!)
弥永奈々選手
第61回全日本スキー技術選大会 第4位
国民スポーツ大会成年女子A第2位
SAJナショナルデモンストレーター
ROSSIGNOL デモチーム
深いショートターンの秘訣
ポイントは前半はずらしを使って後半のカービングに繋げる点です。
まずは前半のずらしについて教わっていきます!
ずらし方
踵の位置を外に押し出すイメージで、トップはカービングさせてテールを外すようにします。
まずは内脚はフラットで外脚だけずらしを行います。

このイメージを持って滑ってみましょう。

前半はずらして中盤捉えてからはカービングさせるのがポイントです。
この動きをベースに、今度は外脚だけでなく両脚で同じ動きをできるように練習していきます。
前半をずらすことによってスピードのコントロールもできるようになります。
急斜面でフルカービングで行くとスピードが出て足がコントロールできないことがありますが、ずらしを使うことでスピードもコントロールでき、ターンの深みも出すことができます。
これが技術選での急斜面のショートターンの動きにもつながっています。
カービングの切る技術だけで深さを出すのではなく、ターン前半のずらしでスペースを作ることができます。
ショートターンだけでなく中回りにも通じる動きとなっています!
ぜひ試してみてください!
動画で使用したスキー板
ROSSIGNOL HERO MASTER ST 165㎝

雪男使用スキー板
ROSSIGNOL HERO ATHLETE FIS SL FACTORY 157㎝

弥永選手使用スキー板