【ストックワーク】自宅でもできる!?コブで使えるイケてるストックワークを元モーグル日本代表桑原竜司選手が伝授
イケてるストックワークを身に着けたい方必見!コブをかっこよく滑るには自宅でできるトレーニングが重要だった!?
上半身の動きを意識して桑原竜司選手のイケてる滑りを目指そう!
目次(該当のシーンへ遷移します!)
ストックの長さ・持ち方・振り方
ストックの長さ

桑原選手は105cmに設定していました!
振り方
拳の位置は変えず、構える時に脇を開きます。

肘と拳は同じ高さで真っ直ぐになるように意識し、正面から見ると肘が拳で隠れるような状態にします。
手首の可動範囲で真っ直ぐにリングを動かしていきます。

モーグル選手は指3本でストックを持ち、リングを動かしやすくすると言われていましたが、桑原選手は小指にも力を入れて脇腹を締めています。
また、基礎スキーヤーの方でストックを振る中で拳の向きがおかしくなっている方が結構いらっしゃいます。

まずは板を履かず、家でストックを真っ直ぐ振る感覚を身につけていきましょう。
慣れてきたらストックを振る動きにサイドステップやジャンプの動きを取り入れて、体でリズム感を覚えるようにします。
この時、逆手が下がりやすいので注意しましょう。
スキー場だけでなく、家でも練習を行うことで実践で力を入れた時にハマり感が出てくるようになります。
お手本
どなたでも練習しやすいプルークで先ほどのストックの動きを実践していきます。
実際滑る際の注意点は肩のライン・骨盤を谷方向に向ける意識を持つようにしましょう。
ストックはフォールラインに向かって真っ直ぐ持ちます。

右足に乗る姿勢で右リングを前に動かし、右ターンで左に滑っていきます。
この時真っ直ぐを崩さないよう意識しましょう。

ストックは真っ直ぐ落として入れ替えを行います。
よくある失敗例と意識するポイント
・片方の手が下がってしまう
・上腕を使ってリングを前に向けてしまう
腕の高さは下がらないよう意識し、動かすのは手首の範囲で行いましょう。
モーグルの際ストックでコブの裏を突きにいくと刺さらなくなってしまいます。
裏面に刺したいので真っ直ぐつく習慣をつけるようにしましょう。
また、ストックを寝かせて突きにいく方もいらっしゃいますが、寝かしているとバランスが崩れてしまった時に力が入らなくなってしまいます。
真っ直ぐ突くことでバランスが崩れるのを事前に防ぐ効果があります。
スライドを使った上半身のフォーム作り
先ほどよりも斜度のあるゲレンデでスライドを使いながら上半身のフォームを作る練習を行います。
斜面に対して横向きにした状態で角を立てていればスキーは止まり、角を緩めると下にズレていきます。
この止まった状態で逆捻りという動作を入れながら先ほどの先ほどの手の使い方を意識してみて下さい。

力を入れたい時、猫背や顔が前に出る姿勢になってしまうと上半身がカッコよく決まらなくなってしまいます。
顎と背筋を張るような形で、スライドから止まった時に先ほどのフォームになるようにしましょう。
この時、板を止めてワンテンポ置いてからストックを突くのがポイントです。

止まるタイミングでストックをついてしまうとコブに当たった瞬間にストックを突く癖がついてしまうため、正しいタイミングでストックを突く癖をつけるのが目的です。
この動きを左右それぞれ行なっていきます。
- コブでの正しいストックワーク
- ・止まる
↓
・入れ替える
↓
・ストックを突く
↓
・開放
内手(逆手)を前に向けると逆捻りがしやすくなります。
おさらい
・ストックは真っ直ぐ落とす
・動かす位置は手首の範囲内
・ストックを縦に使う意識
・止まる➡︎入れ替える➡︎ストックを突く➡︎開放
初中級者向け低速のコブ実践
スライドからコブに当たった時に先ほどの荷重のフォームで切り替えてまたスライドする練習がおすすめです。
この時、ストックを突いたら引かれないよう、なるべく縦に落とし込んで外交姿勢を作るようにします。
この動きを覚えてくると少しテンポよく滑れるようになってきます。
桑原選手のレッスン
桑原選手のレッスンを直接受けたい方は、桑原選手が運営している不整地・コブ専用スクール「funkobu(ファンコブ)」でお申し込みが可能です!
また、Youtubeでレッスン動画も公開していますのでぜひチェックしてみてください!
桑原選手のレッスンではインカムを使用しており、滑っている最中に桑原選手から直接アドバイスをもらえる流れになっています。
今回使用したスキー板
ROSSIGNOL HERO ATHLETE FIS SL FACTORY 165cm

雪男使用スキー板
Bluemoris S-POTION+ BM PLATE + COMP12 165cm

桑原竜司選手使用スキー板