【松沢寿師匠】SAJ デモチーム監督の濃厚スキーレッスン第2弾「ターン前半の荷重ができるポジション」を公開!

全日本スキー連盟監督松沢寿さんが再び登場!
ターンの始まりで「一番安定していて正確」なポジショニングについて詳しく伝授していただきました!
特に連続ターンで不安定になりがちな方、急斜面で思うようにターンできない方要チェック!

松沢寿さんレッスン動画第一弾も要チェック!

第一弾はこちら

ターン前半のポジショニング

ターン始動時に1番安定して正確かつ、次のターンの始動で荷重ができるポジションをご紹介していきます。
まずは板を履かない状態で練習していきます。
ターンの始まりは内傾してきて、ターンが終わると体がスキーの上に戻し、そのまま重心を外側に移動するという重心移動は昔からよく言われています。
しかし、本当は重心はスキーの真上に置いているのが望ましいです。

内側から外側に体重を移動してしまうとつま先はまだ横を向いた状態いなってしまいます。
こうなるとスキーがオーバーターンし、ターン前半がどうしても長くなります。

また、スキーのトップが斜面の方に向かないと荷重できるポジションにならない為、ここをしっかりセットすることが大切になってきます。

ターン前半で重要な体の向きとスキーの向き

重心の位置をシュテムターンをしながら確認していきます。 シュテムターンは谷足から次の谷足にスキーを開き出してポジションを移行していきます。 スキーをハの字に開くことによって重心が少し横に動き、体が回りやすくなります。

この時谷側の足を外に開いて斜面に立つのがポイントです。

ターン前半で重要な体の向きとスキーの向き

滑る時は次の外スキーに荷重を移し、セットしたポジションを維持するようにしましょう。

パラレルターンで実践

今のシュテムターンで行った荷重移動を意識しながら、パラレルターンで同じように荷重移動できるように練習していきましょう。
初めはゆっくりでいいので、確認しながらゆっくりと滑っていきます。

パラレルターンで実践

注意点

スキーを返した後継のスキーにしっかり立つことは難しいです。
今回は低速で確認していますが、雪が硬い時やハイスピード、ロング・ショートのスキー、不整地でもこのポジションを取ることは非常に大切です。
基本の動作を抑えるだけでターンの前半が浮く感じがなくなります。

重心移動で周りをすると、前半ふわっと浮く感じになり途中から重くなります。
そうなると後傾してしまうので、今度は後傾から戻るために次のターンでしっかり踏めなくなってしまいます。

また、回転が足りず、体を回してターンしようとするとどうしても後ろに倒れ気味になってしまいます。
回転が足りない・厳しくターンしたいという場合はスキーをスピンさせる動きではなく、スキーの角付けとたわみを利用しながらポジションはキープするようにしましょう。
角付けの際、骨盤・腰の位置が動いてしまうと内倒してしまうので、腰を先に動かさず膝と足首をしっかり使って雪に近いところからエッジングをするようにしましょう。

注意点

足首のアングルが緩まないようにするのが大切です。

松沢寿さんのレッスン

松沢寿さんのレッスンを受けたい方は、松沢寿さんが所属する「白馬乗鞍スキースクール」にお申し込みください!
また、オフシーズンには「Hness」というプライベートスクールも開講しています。
ぜひチェックしてみてください!

白馬乗鞍スキースクール

Hness

今回ご紹介したスキー板はこちら

ROSSIGNOL SUPER VIRAGE VIII TECH 166㎝

SUPER VIRAGE VIII TECH

雪男使用スキー板

ROSSIGNOL SUPER VIRAGE VIII LTD 166㎝

SUPER VIRAGE VIII LTD

松沢寿さん使用スキー板

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