2021-2022 NEWモデル Stockli(ストックリ)NEWモデルスキー板をご紹介!

「STÖCKLI」は1935年に創業者のヨゼフ・ストックリーが父親の大工工房で50台のスキー板を作った時から始りました。
85年たった今でも品質・素材・性能に関して一切の妥協せず、全てのスキー板を手作りで製造し続ける「STÖCKLI」。
21/22シーズン新たに登場したこだわりのスキー板ラインナップをご紹介していきます!

 

技術用モデル/派生モデルFIS

技術用モデル/派生モデルFIS

FIS(フィス)シリーズは準競技用モデルとその派生モデルです。
21-22シーズンモデルチェンジしたGSとSLは、トップシートデザインチェンジ。
乗り味やレスポンスなど所々小さな変更点がありますが、構造とディメンションの変更点は非公開となっています。

「GS FIS(ジーエスフィス)」

「GS FIS(ジーエスフィス)」

「GS FIS(ジーエスフィス)」はワールドカップに出場しているマルコ・オーダーマット選手が使用したモデルです。
マルコ・オーダーマット選手が勝った時、「GS FISが欲しい!」という問い合わせが来るほど。
早めに注文しないと無くなるので注意が必要です!

「SL FIS(エスエルフィス)」

「SL FIS(エスエルフィス)」

「SL FIS(エスエルフィス)」は構造と3サイズはそのままですが、内部構造とサイズに関しては非公開となっております。

SL FISはこちら

(在庫切れの場合もございます。)

「SX FIS(エスエックスフィス)」

「SX FIS(エスエックスフィス)」

「SX FIS(エスエックスフィス)」はスキークロスの選手が使っているモデルです。
基本的に数年はほとんどモデルチェンジを行っていません。
内部の基本構造は変えず、味付けが変更されています。
マスターズの方がよく使われるモデルです。
マスターズの場合、雪がボコボコになったり、ラインが取りづらくなるのを解消するために「SX FIS(エスエックスフィス)」を用いています。
スキークロスだけではなく色々な用途に使えるスキーとなっています。Rは23mと27mです。

SX FISはこちら

(在庫切れの場合もございます。)

「WRT-ST(ダブルアールティーエスティー)」

「WRT-ST(ダブルアールティーエスティー)」

「WRT-ST(ダブルアールティーエスティー)」はGSの内部構造にSLの板の要素を取り入れたモデル。
パラレルスラロームの板として開発しています。
GSをベースにし、トップ部分の衝撃を吸収するためにカーボンシートを装備。
短さをカバーしつつ安定性を高めた、アグレッシブに乗れるスキー板です。
FISシリーズではありますが、一般ユーザーに向けて展開しています。

FISシリーズ一覧へはこちら(在庫切れの場合もございます。)

オールラウンド

オールラウンド

21-22シーズン、モデルチェンジしたオールラウンド系の板になります。
オールラウンド系の板は「GS」「SL」「SC」「SC OREA」「SX」「CX」「AX」「AR」「MX」が一般オールラウンドスキーとなっており。
21-22シーズンのメインとなる「GS」「SL」「SC」がモデルチェンジしました。

「Laser GS(レーザージーエス)」

「Laser GS(レーザージーエス)」

オールラウンド系のGSはセカンドモデルになっています。
競技に特化したものではなく、オールラウンドの中の高速・大回り用の捉え方になります。

基本構造はFISシリーズとは違い、少しマイルドな形になっており、扱いは非常に楽です。
FISの要素を加えつつ、約30cmのカーボンシートをトップ部分に使っています。これにより、バタつきを抑えることができます。

基本ディメンションは20-21モデルと変わらず、内部構造も変わっていません。
昨年度まではビンディングの位置を厚いメタルにし、他の部分を薄くすることでねじれやトーションをコントロールしていました。

21/22モデルはメタルの厚みを均一にし、トップ部分にS字のスリットを入れることでたわみとねじれを調整しています。
真ん中にスリットを入れてしまうと高速の時に折れ曲がってしまいますが、スリットをS字状にすることで折れ曲がるのを防ぐことができます。

非常に乗りやすく、飛ばしても不満の無い板に仕上がっています。
一般ユーザーの場合、175cmの板だとなんでもできる隠れた名機です。

Laser GSはこちら(在庫切れの場合もございます。)

「Laser SL(レーザーエスエル)」

「Laser SL(レーザーエスエル)」

基本構造は変わらず、トップ部分にS字のスリットを入れ、メタルの厚みを均一にしています。

また、21/22モデルからはディメンションが変更されています。
テールの最大幅の位置が昨年モデルよりも1㎝弱後ろに来ており、ターンの導入から中間点・後半にかけてエッジのグリップを少し増しています。
接雪点が長く、時間をかけてスキー板をたわませることができます。
昨年モデルと同じ構造でありつつ、より推進力が増してスポーティーな仕上りになっています。

SLの変更を行った大きな理由として、ストックリのスキー板の中でも世界中で売れているオールラウンド中のオールラウンド「SC」の存在があります。

これまでSLの方がSCに比べ、少しリバウンドが早い程度の違いしかありませんでした。
21/22シーズンモデルではSLのテールの形状を変えたことで、2機の違いをより明確にしています。

Laser SLはこちら

(在庫切れの場合もございます。)

「Laser SC(レーザーエスシー)」

「Laser SC(レーザーエスシー)」

SCの走りはSLに比べてマイルドです。
高速安全性と操作性、いろいろなシチュエーションに対応できるスキー板です。

21/22モデルは基本構造は昨年と同じで、トップシートの素材を変更しています。
昨年に比べ、硬い素材のトップシートを用いることで、傷などに強くなりました。
結果的にスキー板全体の張りが増し、バタつきや不安定さの要素が打ち消されて、操作性と安定性が高くなったという評価を得ています。
プレートとビンディング仕様は同じです。

Laser SCはこちら

「SC OREA(エスシー オレア)」

「SC OREA(エスシー オレア)」

「SC OREA(エスシー オレア)」は高級品かつスポーティーな感じを打ち出したスキー。
SCの乗り味を出しつつ、高級感を大事にしています。

1番の特徴は竹を使用したサイドウォール。
美しい木目がポイントです。表面素材はエンボス加工が施されています。
乗り味はSCと似ていますが、竹にサイドウォールを使っているのでマイルドです。
海外では、竹を使うことはエコの観点からも評価されています。
高額なので、ストックリのユーザーの中でも最後の1台が欲しいと感じている方におすすめのモデル。

「Laser SX(レーザーエスエックス)」

「Laser SX(レーザーエスエックス)」

「Laser SX(レーザーエスエックス)」は「SX FIS」と同じデザインを持つ、中・大回り系を得意とするスキー板になっています。
GSモデルを除けば、直進安全性と高速安定性に一番長けたモデルです。
クルージングで硬い所や荒れた所を滑るのに適しています。
気持ち良くターンがしたい方におすすめです。
GSなどとは性格が違います。

Laser SXはこちら(在庫切れの場合もございます。)

「Laser CX(レーザーシーエックス)」

「Laser CX(レーザーシーエックス)」

他のスキー板と比べるとカラフルなデザインではありませんが、隠れた名機です。
SLよりは速くないものの、トップがしなり、たわんだRでターンがかけられるのでSLよりもカービングが楽しくなります。

実際に試乗会の際、163cmのスキー板を探していた身長が約150cmの中級者の女性が、170cmのCXを試してそのまま購入していただけました。

スキー板をたわまして走らせたい方、1級検定など、急斜面で小回りができないと悩んでいる方にオススメの、スキーを教えてくれるスキー板です。

日本の狭いゲレンデにも適しており、中回りができるだけでなく、乗り味が楽しめます。

Laser CXはこちら

AX(レーザーエーエックス)」/「Laser AR(レーザーエーアール)」

AX(レーザーエーエックス)」/「Laser AR(レーザーエーアール)」

2機は構造的には大きな違いはありませんが、サイド幅が異なり、Laser AXの幅が78mm、Laser ARの幅が83mmとなっています。
Laser AXはサイドカントリーやゲレンデで荒れた所を滑るのを目的としたスキー板です。
安定性と操作性が高いので、荒れた斜面を滑るGSとして一度滑ってみることをおすすめします。
Laser ARは深い雪を滑るのにおすすめのスキー板。
使用用途に応じて、Laser AXとLaser ARをお選び頂けます。

Laser ARは20-21からの継続モデル。
構造に変更はなく、トップシートのデザインが新しくなっています。
フラットスキーですので好きなビンディングを取り付けられます。
プレートが無くてもねじれ剛性が高いスキーです。

Laser AXはこちら

(在庫切れの場合もございます。)

Laser ARはこちら

(在庫切れの場合もございます。)

「Laser MX(レーザーエムエックス)」

「Laser MX(レーザーエムエックス)」

Laserシリーズの中で一番マイルドなモデル。
レディースモデルとして発表していますがシニアの男性の方にも需要があります。
ストックリのスキー板に乗りたいけど、体力面に自信がない方におすすめです。
メタルの厚さを調整しつつ、軽量の芯材を使っており、たわみやすさと操作性を出しているのが特徴です。

贅沢な素材を使ったレディースモデルに仕上がっています。
高速で飛ばしていけるのも魅力のひとつに挙げられます。

他のモデルに比べ、お求めやすい価格です。
男性の場合、164cmを一度試乗してみると良いかもしれません。
軽さと安定感のあるバランスの取れたスキー板です。
他のモデルが重くて辛い方にLaser MXをおすすめします。

(在庫切れの場合もございます。)

「STORM RIDER(ストームライダー)」

「STORM RIDER(ストームライダー)」

「STORM RIDER(ストームライダー)」シリーズはバックカントリーに特化したスキー。
キャンバー構造が特徴です。
トップには若干のロッカーが入ってますが、ほとんどがフラットロッカーになっています。
ストックリはスキー板をたわませることと加速させることでスキーの魅力を引き出すことをコンセプトとしています。
その為、ストームライダーのような幅の広いスキー板でも「たわませ、加速を味わいたい」というお客様に向けてデザインしています。
簡単に扱えるスキー板ではありませんが、滑りに自信のある方や変わったスキー板を乗りこなしたい方に是非一度乗っていただきたいスキー板です。

テールは反り上がりがなくスチールでフラットな形状になっています。
テールをラウンドさせて推進力が逃げてしまうことを防ぐ為にこの形状が採用されています。

STORM RIDERはビンディングが無く、フラットスキー化しています。
好きなビンディングを付けてスキーを楽しめます。

STORM RIDER 102

STORM RIDER 102

基本構造は変えず、センター幅のみ変更した21/22シーズン新登場モデル。
20/21のモデルは105mmでしたが、ターンの切り替えを重視する方には105mmは需要が低かった為、今季から102mmに変更されました。
102mmはアメリカで深い雪を高速で滑るのを想定して作られています。

STORM RIDER 88

STORM RIDER 88

TORM RIDER 88は表面だけ変更しています。
通常のゲレンデでも問題なく使えます。
サイドカントリーやバックカントリーも使用でき、小回りが利くのが魅力です。

STORM RIDER一覧へはこちら

「NELA(ネラ)」

「NELA(ネラ)」

「NELA(ネラ)」はSTORM RIDERのレディースモデルという位置づけのスキー板。
20/21からの継続モデル。
昨年度までのバルサ材の芯材を使用していましたが、今年は軽さがあっても踏み込みが伝わるものに変更しています。
昨年度と同じ重さは変わらず乗り味がスポーティーに仕上がっています。
96mm・88mm・80mmが存在します。
STORM RIDER構造を持ちつつ、より軽さをメインにしたスキー板です。

 

NELA一覧へはこちら

EDGE 88(エッジ88)

EDGE 88(エッジ88)

「EDGE 88(エッジ88)」はツアー用のスキー板として出しています。
他のツアースキーと違い滑ることを主体にしたツアー用のスキー板です。
しっかりしつつも軽くて遊べるのがポイント。張りとたわみが感じられます。
日本のスキー場でツアーを行くにもゲレンデを通らないといけないシチュエーションがたくさんあるので、楽しみながらツアーもできるスキー板に仕上がっています。

ストックリの特徴

ストックリの特徴

最後にストックリの特長はスキー板はたわませた時に音が出ません。
部材と部材の軋みが出ず、綺麗にたわんでくれます。
接着する時に入れる部材が完全に圧着するのではなく、内部でしっかりと動いてくれるのがたわませた時に音が出ない理由です。
音が出ないようにするのに費用がかかっており、部材は日本製のものを使用しています。
全ての板と金属に素材をまぶし、圧着。
しっかりと圧着してくれるだけでなく、深く部位ごとに動いてくれます。
それにより、しなやかなたわみを実現します。

回転半径の大きさはGS・Laser SX・SC・SL・CXの順です。
より高速なのはGS。より小回りが利くのはCXです。
SCは中間に位置しており、多くの方に楽しめるモデルに仕上がっています。
今季21-22モデルの売れ筋はSCとSLです。SLを購入される方は発色の良さも注目しています。

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