【お父さんお母さん必見!】子供スキーデビュー!板とブーツ選びの心得
今回はお子様にスキーを始めさせたい方必見!
スキー、ブーツの選び方のポイントをタナベスポーツ工藤店長が解説!
お子様のスキーデビューをサポートします。
目次(該当のシーンへ遷移します!)
選ぶポイント
「サイズ」
選ぶポイントいちばん大事なのはサイズ!
スキーもブーツも身長や足のサイズに合うものを選んでいただく必要があります。
そのため、購入のタイミングも大切です。
例えば12月のスキーに備えて6月頃(出発6ヶ月前)にウェアを購入した場合、1~2サイズ大きめのものを購入しても、半年後には身長が伸びて、ピッタリサイズになっている場合があります。
大体スキーに行く予定の月の3~4ヶ月前頃のご購入がおすすめです。
「デザイン」
お子様のスキーへのモチベーションをあげるのに一役買ってくれるのがデザイン!
かっこいい系が好きなお子様にはSALOMONのブルーのスキー板にブルーのSALOMONブーツを合わせていただくのもおすすめです。
女の子に人気のあるサックス系の可愛いデザインのスキー板も用意されています。
きょうだいで性別が異なる場合は、下の子がお下がりを使うことをイメージしたデザイン選びをすると◎
「予算」
子ども向けのスキーといっても、価格は板によって様々です。
メーカーだけでなく、スキー板のレベルによっても異なってきます。
わからないことがあれば店頭スタッフに相談してみましょう!
保護者の方の予算の範囲内でご検討いただき、ご家族で楽しいスキーライフをお送りください!
子どもスキーとブーツの特徴
スキー
お子様向けのスキーの種類は豊富にあり、対象年齢は3歳〜12歳。
短い67cmくらいの板は3歳向けとなっています。
100cm以降は大体10cm刻みで長くなっていきます。
また、長さだけでなくビンディングにも特徴があります。
ビンディングはスキーとブーツを固定するだけでなく、転倒の際にロックが外れて安全に転べるように設計されています。
特に小さいお子様は体重も軽いので、3歳〜9歳向けのスキー板は簡単に外れるように設計されています。
小学校高学年くらいのお子様が使用する140cm/150cm以上の板になってくると、お子様もある程度体重もあり、安定しているため少し外れにくいビンディングが搭載されています。
ブーツ
こちらも対象年齢によって作りが異なっています。
特にわかりやすいのがバックルの数です。
ブーツは大体サイズによってバックル数が決まっており、バックル4つのものは大体22~26cm、バックル一つのものは15~18cm程度となっています。
- バックルの数と年齢の目安
- バックル1つ:3~6歳
バックル2つ:小学校1~2年生
バックル3つ:小学校3~4年生
バックル4つ:小学校5~6年生
※上記はあくまで大まかな目安となります。
スキー場のレンタルで借りるバックルはリアエントリーといってバックルが後ろ側にあるタイプがほとんどです。
バックルが後ろについていると楽ですが、購入される場合はバックルが前についてるものがおすすめです。
バックルが前についているとしっかり締めることができ、ホールド感が良くなり、その分スキーの上達も早くなります。
買い替えのタイミングに合わせたスキー/ブーツの選び方
お子様用スキー板の選び方は2種類。
1つは毎年お子様の身長や足のサイズに合わせて新しい板を買い替えるパターン。
もう一つは「毎年の買い替えは厳しい」ということで、2年おきに買い替えるパターンです。
お客様の中には「3年使いたい」という方もいらっしゃいますが、お子様の体型は3年で大きく変わってしまうため、同じ道具を使い続けることに無理が出てきてしまいます。
毎年買い替える方向けスキーの選び方
まずは毎年買い替える方向けのスキー板の選び方です。
身長が120cmのお子様の場合は、「身長-10cm」のスキー板がターンもしやすく持ち運びも快適にできると思います。
毎年買い替える方向けブーツの選び方
スキーブーツ選びの際は、正確な足のサイズを測ることが大切です。
普段使用されているスニーカーなどは少し大きめのサイズのものを購入する場合が多いですが、そのサイズをベースにスキーブーツを購入すると大きすぎる場合があります。
実際の足のサイズを測って購入するようにしましょう。
スキーで滑る時は厚手の靴下を履いていることが多いため、靴下を履いた状態での採寸がおすすめです。
22cmの足に対し、22cmぴったりのサイズを選ぶとつま先が先端に当たってしまうため、実寸サイズ+1cmのサイズを目安にしていただくと良いでしょう。
- ご自宅で脚のサイズを測りたい方にワンポイントアドバイス!
-
・メジャーの端を壁につけた状態で床におきます。
・踵を壁につけ、1番長い指でメジャーを踏みます。
この方法でご自宅でも簡単に足のサイズを測ることができます。
店舗にはフットゲージと呼ばれる採寸機器があるため、サイズの測り方に自信のない方は店頭スタッフに相談してみてください!
2年ごとに買い替える向けスキーの選び方
2年ごとにスキー板を買い替えたい場合は、お子様の身長と同じ長さのスキー板をお選びいただくと今年と来シーズンの2年使用することができます。
例えば120cmのお子様であれば、120cmの長さの板の購入がおすすめです。
『身長と同じサイズは長すぎるんじゃないか?』とご心配される方もいらっしゃいますが、今のスキーはすごく曲がりやすくなっていて、ジュニアスキーも全部ロッカースキーという、トップが反った形状になっており、滑りやすく作られているので問題ありません!
購入翌年に身長が10cm伸びていた場合、購入した板もちょうど良い長さになります。
板を購入する際のお子様の年齢にもよっても異なりますが、3年目も同じ使うとなるとさらにお子様の身長が伸びていることが予想されます。
そうなってくると板が短すぎて板がばたついてしまい、技術アップの妨げにもなってしまいます。
板は短くても身長から-10cmまでがお勧めです。
2年ごとに買い替える向けブーツの選び方
毎年買い替える方向けには、1cm大きめのものをお勧めしています。
2年ごとにブーツを買い替えたい場合、1cm大きいだけのブーツですと、翌年には成長中のお子様にはキツくなってしまいます。
そのため、およそ2cm大きめのブーツの購入がおすすめです。
22cmのお子様のブーツを2cmアップすると24cmになり、ほぼ大人の方と同じサイズになり、大きすぎを心配される方もいらっしゃるかと思います。
そこで、2cmも大きなブーツでも、快適に使用する方法もお伝えします!
大きいブーツのサイズ調整方法
- 1.インソールを入れる
- インナーブーツの中に元々入っているインソールの上に、SIDASの3Dインソールを重ねて履くことで、フィット感が高まります。
また、このインソールは土踏まずのところが盛り上がった形状になっており、足裏全体をサポートしてくれます。
- 2.お子さんに関しては靴下を2枚履きにする(薄手のものがオススメ!)
- 靴下でブーツと足との隙間を埋めることで、フィット感が高まります。
2年間同じブーツを使いたいという方はこうした工夫が大切になってきます。

よくある質問
Q.メーカーごとの違いは?
A. VOLKL/SALOMON/ATOMIC/ROSSIGNOLE等たくさんのヨーロッパメーカーが子ども用スキーを出していますが、ヨーロッパで作られているスキー板に関してはあまり大きな違いはありません。 ただ、OGASAKAスキーは唯一国産のスキー板となっており、こちらは少し板の材質が良くなっています。
お子様は成長が早く、大人よりも頻繁なスキー板の交換が必要になってくるため、各メーカー比較的低コストで作られています。 OGASAKAスキーはお子様用でも滑走面に良い素材が使われており、ワックスの乗りやエッジの持ちが良くなっています。 その分、他の板よりも少しお値段が上がってきます。
Q.上級者向けジュニアのスキーはある?
A.
主に小学校の高学年向けのモデルからジュニアレーシングというカテゴリーがあります。
一般のジュニアスキーとはちょっと違い、スピードを出したりタイムを競うといった競技向けのモデルです。
全体的に板も硬くなったり、どしっとしたプレートが付いてたりという違いがあります。
小学校の低学年や幼稚園児など、小さなお子様向けの上級スキー板はありません。