【プロ直伝】失敗しないスキー板の選び方!プロが教える3つの基準!
スキー板選びで失敗したくない方、必見!
専門スタッフがスキー板の選び方を【サイズ・レベル・カテゴリー】の3つのポイントで解説します。
「短すぎる板」「レベルを下げすぎて後悔」「ジュニアとショートスキーの混同」など「なぜその選び方はNG🙅♂️なのか?!」を説明しながら、正しい選び方のコツをお伝えします!
目次(該当のシーンへ遷移します!)
①サイズ選び
現在主流のカービングスキーはご自身の身長より少し短めの、ご自身の目線の高さくらいの板を選ぶのが良いとされています。
「操作しやすく、取り回しがしやすい」という理由から、ご自身の顎くらいまでの長さのものを選ぶ方もいらっしゃいますが、こう言った短いスキー板には以下のようなデメリットもあります。
- ・特にハイスピードの際板が不安定になりやすい
- ・止まる際、力が必要になり、疲れやすい
上記のデメリットを理解した上で、緩斜面でゆっくり滑る方、操作性を重視される方であればあえて短いサイズを選んでいただくのも良いです。
ゆくゆくは急斜面にも挑戦したい方や、スピードを出したい方は先のことを考え、短めのスキーは避けるのがおすすめです。
短くても身長-10cm~15cmにとどめておきましょう。
②レベルを合わせる
若い頃スキーをされていた年配の方がもう一度スキーを始められる際、以前よりも大きくレベルを落としたものを購入するケースがあります。
ただ、これまでスピードに対応した安定感を持った上級者モデルの板を使用していた方が、あまりにレベルを落とした板を選んでしまうと、ハイスピードの際に安定感を感じられず、翌シーズンに板を買い替えに来られる場合があります。
こう言ったことを避けるため、以前と同程度か1段階レベルを下げる程度にとどめておくのがおすすめです。
ご自身での判断が難しいと感じる場合は店舗スタッフにお気軽にご相談ください!
③カテゴリーを決める
スキー板には、ジャンプ台を使ってアクロバットな動きを楽しむ「フリースタイル」、コブなどに特化した「モーグル」系のスキー板など様々なカテゴリーがあります。
初めてスキーを購入される方はスキーのカテゴリーをご存じないため、デザインやメーカーから板を選んでしまうことがありますが、スキー板はカテゴリーから選ぶことが大切です。
初心者の方が滑りやすいスキーは「オールラウンド」モデル。
まずはしっかり滑れるようになりたい、上達したいという方には上達のきっかけが掴みやすいモデルとなっています。
また、初めてスキー板を購入される方で、名前を耳にしたことがある有名メーカーのスキーに興味を持たれる場合もあります。
例えば、タナベスポーツでも取り扱いのある「ID one」はテレビなどで名前を取り上げられることも多く、競技に参加する多くの日本選手が使用しているメーカーでもあります。
ただ、「ID one」モーグルなど特殊な滑りに特化したスキーの為、安定性の高い滑りを求めたり通常のゲレンデで滑りたい方に向けたスキーとはまた異なった作りになっています。
「初めてスキーをする」「検定を受けたい」「レースに出たい」「上達したい」「パークで遊びたい」など目的によって適した板が異なってきます。
スキー板を選ぶ際はデザインやメーカーより先にまず「どんな場面でどう言った滑りがしたいか」を考えて選ぶようにしましょう。
スキー購入時のコツと注意点
スキーの買い替えをご検討のお客様は、今使っているスキーの「メーカー」「モデル名」「サイズ」をお教えいただくか、現在ご使用のスキーの写真をご持参いただけると、同じレベルのスキー板をお探しするお手伝いがしやすくなります。
また、買い替えの理由(ばたつく・もっとスピードが出したい等)も併せてお伝えいただくと、より具体的な商品選びができるようになります。
女性の方でスキー選びをされる際「ジュニアスキーでもいいんじゃないの?」思われる方も多いのですが、ジュニアスキーはビンディングが転んだ時に外れやすいジュニア仕様となっているため、大人の方が使うと思わぬタイミングでビンディングが外れると言った事故や怪我の原因にもなります。
必ず大人用のスキー板を購入するようにしましょう。
逆に、短めの大人用スキーであるショートスキーは、長さこそジュニアスキーと変わりありませんが、大人用のビンディングが搭載されています。
ビンディングが外れにくくなっている為、お子様が転んでしまった際の大きな怪我につながる危険や、ジュニアブーツと規格が合わない等の問題もありますので、お子様用には必ずジュニア向けのスキーを購入しましょう。





































































































