【安全なスキーライフ】 “解放値”とは?適切なビンディングの解放値に設定してください
ビンディングの解放値をなんとなくで決めていないですか?
自分の体格に合っていない解放値のままでは、誤解放や怪我に繋がる恐れがあります。
今回は”適正な解放値の求め方!”を紹介します!
目次(該当のシーンへ遷移します!)
解放値の確認方法
ビンディングの前と後ろに解放値の表示があります。

解放値とは
ご自身の体格に合っていない解放値のままでは誤解放や怪我につながる恐れがあります。
- 解放値が低い
- スキー板が外れやすい
- 解放値が高い
- スキー板が外れにくい
・適性値にしていれば転倒したとき安全に外れてくれます。
・必ず前後は同じ数値にしてください。
・初級・中級・上級で数値は異なる為しっかり確認しましょう。
解放値を求めるにあたって必要な情報
解放値はスキーヤーの情報をもとに、表を使って割り出すことができます。
・身長/体重
・年齢
・スキーレベル
・ブーツのソールサイズ
ブーツのソールサイズは、ブーツの側面(かかと辺り)に刻印されています。

解放値アジャストメントチャート

例えば
スキーレベル:中級
身長:175cm
体重:85kg
ソールサイズ:305mm
この場合は表のK行とL行に当てはまりますが、通常はスキーヤーコードに合わせ、K行を参照します。
次にK行の該当するソールサイズ291-310の列を確認すると、「5.50」という数字になります。
この表は初級者向けに作られた表である為、中級者の場合はこの「5.50」の一つ下の段の「6.50」が適正解放値となります。
スキーヤーが上級者の場合は、表で割り出した解放値(5.50)の二つ下の段の「8.00」が適正となります。
また、例外として50歳以上または10歳以下の方は該当数値の一つ上の行が適性値となります。

※上記でご紹介する数値は、あくまで整地されたバーンで滑る場合の数値です。 モーグル、バックカントリー、レーサーの方は適正な解放値が異なってきますので、ご自身に合わせて調整を行なってください。
注意点
よく男性は6.5、女性は5.5が適性値だと考えているお客様がいらっしゃいますが、こういった方もそれがご自身のレベルや体格に本当に合っているのか確認してみてください。
ご来店いただけましたらスタッフが詳しくご説明いたします。
ご自身ではよくわからない、不安があるという場合はぜひご来店ください!