【寿命】スキーブーツの交換時期をご存知ですか?交換時期を知って適切なタイミングで交換しよう!

同じスキーブーツを数年に渡って使っていませんか?

実はスキーブーツには寿命が存在します。

耐久性の下がったスキーブーツを使っていると、ケガする可能性も十分考えられます。

今回はスキーブーツの交換時期について解説するので、気になる方は一度チェックしてください!

スキーブーツの寿命

スキーブーツの寿命は約5年です。

また、滑走日数によってスキーブーツの寿命は変わってきます。

外側の硬い部分だけでなく、インナーブーツの状態もチェックして交換の必要があるか判断しましょう。

寿命には2種類存在する

スキーブーツの寿命には

  • 耐久性の寿命
  • 性能上の寿命

の計2種類があります。

耐久性の寿命

耐久性の寿命すぎているブーツを使用することは、事故につながる恐れがありとても危険です。

耐久性の寿命は、スキーブーツに使われている素材が加水分解しやすいかどうかで差がでてきます。

エステル系ウレタンは水に弱く、加水分解しやすい素材のため、寿命が短くなります。

最近の物によく使われているエーテル系ウレタンは、水に強く10年以上使える場合もあります。

スキーブーツを購入する際は材質をしっかりチェックしてみましょう!

耐久性の寿命を迎えているかどうかを見極める方法として、以下ポイントがあります。

  • スキーブーツのベタつき
  • インナーブーツのベタつき
  • スキーブーツの粉ふき

愛用しているスキーブーツがベタついてきたもしくは粉ふきが見られる場合、スキーブーツの素材が劣化していて、割れてしまう恐れがあります。

性能上の寿命

性能上の寿命を迎えたブーツは、まだ履くことはできますがパフォーマンスが落ちています。

競技など、最大限のパフォーマンスを発揮したい場合は注意が必要です。

性能上の寿命を迎えているかどうかを見極める方法として、以下ポイントがあります。

スキーブーツが硬くなる
スキーブーツを長く使っているとしなやかさが無くなります。
ブーツが柔らかくなった
また、スキーブーツに力をかけ続けると、支えや返りが弱くなってしまいます。
インターブーツのへたり
インナーブーツがへたると、フィット感が無くなるので注意が必要です。
スキーブーツの摩耗
スキーブーツが摩耗している場合、誤開放を起こす場合があります。
また、スキーブーツの底が丸くなると、横向き動作の操作性が失われてしまいます。

スキーブーツが摩耗した際の救済措置

スキーブーツが摩耗した際、いくつかの救済措置をとることができます。

まずはソールプロテクターを装着すること。

ソールプロテクターがあると、ソールが削れることを防いでくれます。

ソールが削れている場合、ボトムアップで救済する必要があります。

スキーブーツによってはボトムアップ場合もあります。

また、コバガードを装着すれば、コバの摩耗を防ぐことができます。

スキーブーツには寿命があり、少しでも長く使うためには日々の努力が大切です。

スキーが終わったら、スキーブーツをしっかり拭くなど、手入れを行っているかどうかで寿命が変わってきます。

インナーブーツやインソールを抜いてしっかり乾かしましょう!

保管時には乾燥剤を使用すると、より良い環境で保管することができます。

保管時にはバックルを軽く締めておくことで、スキーブーツ型崩れを防ぐことができます。

スキーでケガをしないためにも、交換時期が訪れたらすぐにスキーブーツを交換するようにしましょう!

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